ガルダのプロポーズ

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「ち、ちょっとだけ……」 「やっぱでかいか?天界人は。シヴァ神とガネーシャ神もでかいからな~。」 その大きさの記憶を辿り、確かこのくらいだったと手で形作る。 そのディアの手を見てビクッとした。 「で、でかすぎだろ!?お前、大丈夫か!?」 「だ、だから無理だってば。絶対裂けちゃうよ。あと2年で頑張って成長するから……大丈夫……だよね……?」 「し、知らねぇ!お前、おばあちゃんと同じ東洋系の身体だろ!?む、無理なんじゃねぇか……?」 「じゃあ……ガルダとメイクラブできないの……?」 悲しそうに俯くディアに慌てるティム。 「い、いや!おばあちゃんはあのシヴァ神としてるんだから……何か方法があるんだよきっと!あっ、おじいちゃんに聞いてみようぜ!」 コムリンクでシャスタを呼び出し聞いてみた。 その質問に驚き、直接話をしようと駆けつける。 「兄妹で何の話をしてるんですか……。まるでシルビアとレイフですね……。」 「な、成り行きで……。けど出来なかったらディアが可哀想だし……。シヴァ神より大きいのに大丈夫かなって……。」 「シヴァとガルダは同じくらいですよ?心配しなくても大人になれば大丈夫ですから。」 「え、でもガルダの方が大きいってティムが……。」 シャスタがため息をつく。 .
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