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「やるよ……。昔からディアが望んでた事だからな……。それでディアが幸せになるなら反対はしない。」
相手は人間ではなく天界人。
神になら任せても大丈夫。
結婚を反対する理由は何も無いのだ。
「けどな……。正式なペアじゃ無かったからって捨てたら許さないぞ。娘を泣かせたら半殺しにしてやるからな。」
「はい。約束します。ペアじゃなくても……ディアが私を愛してくれている限り、別れる事はありません……。」
ディアの頭を撫でながらガルダは言った。
それを聞いたティムがニッと笑う。
「二つめの証拠ゲットだぜ~。破ったら俺も許さないからな。」
そう言ってコムリンクを指差した。
「うわ、はは、5年前の再現ですね……。」
今ならそこそこやれると笑うティム。
それを聞き、ぽんと手を打つシルビア。
「それが理由だったのか。格闘に興味の無かったティムがどうして修行する気になったのか分からなかったのよね。そっか……。ガルダが約束破った時の為に修行してたんだ……。ん、偉いぞティム!」
師匠であるシルビアに褒められへへっと笑う。
「じゃあ、約束は守ると言う事で話はお終いにしましょう。早くしないと子供達が遅刻しますよ。」
ディアの寝坊で遅れた朝食だ。
急いで朝食を終え、登校の準備をする。
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