夫婦の名乗り

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「おばあちゃん!どお!?私達ペア!?」 シルビアが育成部にいると聞き、運動場に駆け込んだ。 「ん~……あれ?ごめん、まだ分かんない。」 「何で!?16歳になったよ!?」 「何でって言われても……。シャスタ、ディアが産まれた時間は?」 「18時38分です。」 「って事ね。あと3時間くらいしたらはっきりするわ。」 え~、と膨れるディア。 「それよりトレーニングは?さぼりは許さないわよ。」 「き、今日は休んじゃだめ?」 「駄目。毎年誕生日でもやってたでしょ?何で休みたいのよ。」 ぽっと赤くなり、ガルダの顔を見る。 代わりに言ってと目が訴えていた。 「えーと、その、解禁日……?」 頬をぽりぽりガルダが言う。 「あ、そーゆー事か。確かに身体に堪えそうよね。でもトレーニングはちゃんとしなさい。」 「おばあちゃんの鬼!ガルダの攻めって凄いのに!最後までやったら死んじゃう!」 「わっ、それ言っちゃ駄目ですよ!」 慌てて口を塞ぐガルダ。 ジロッとシルビアに睨まれる。 「まさか解禁前にやったなんて事は……」 ぶんぶん首を振る二人。 .
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