夫婦の名乗り

4/13
前へ
/463ページ
次へ
「嘘つかないの!攻めの凄さを知ってるって事はやったんでしょう!?」 「してないしてない!直前まで!約束は守ってるもん!ペッティングは禁止されてないし!」 「うっ、確かに……。あ~……盲点だった……。」 サイズの違いに気を取られ、挿入禁止しか言い渡していなかったのだ。 「だから……休んでも良い……?」 「駄目。例外は認めない。嫌なら破門する。」 「お……鬼……。孫が可愛くないの……?」 「可愛いに決まってるでしょ。ちゃんと回復させてあげるわよ。」 ウインクしながら笑うシルビア。 そういう事ならと着替えに行くディア。 そしていつものトレーニングを終え、シャスタに回復してもらった。 「シャスタ神、私も回復してもらって良いですか?」 シルビアとの組み手を終えたガルダがお願いする。 「そのお願いは却下します。」 「えっ、なぜです!?解禁日なのにこれじゃ……。」 「それで良いのよ。ディアはまだ人間だし、しかも初めてなんだから。全力でやっちゃ本当に死んじゃうわよ?」 「そ、それでいつもよりハードだったんですか……。」 「あはは、そういう事。ちゃんと優しく愛すのよ~?」 恥ずかしそうに頷くガルダ。 ディアは何だか表情が強ばっていた。 その時が迫っていると思うと怖くなる。 .
/463ページ

最初のコメントを投稿しよう!

31人が本棚に入れています
本棚に追加