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「嘘つかないの!攻めの凄さを知ってるって事はやったんでしょう!?」
「してないしてない!直前まで!約束は守ってるもん!ペッティングは禁止されてないし!」
「うっ、確かに……。あ~……盲点だった……。」
サイズの違いに気を取られ、挿入禁止しか言い渡していなかったのだ。
「だから……休んでも良い……?」
「駄目。例外は認めない。嫌なら破門する。」
「お……鬼……。孫が可愛くないの……?」
「可愛いに決まってるでしょ。ちゃんと回復させてあげるわよ。」
ウインクしながら笑うシルビア。
そういう事ならと着替えに行くディア。
そしていつものトレーニングを終え、シャスタに回復してもらった。
「シャスタ神、私も回復してもらって良いですか?」
シルビアとの組み手を終えたガルダがお願いする。
「そのお願いは却下します。」
「えっ、なぜです!?解禁日なのにこれじゃ……。」
「それで良いのよ。ディアはまだ人間だし、しかも初めてなんだから。全力でやっちゃ本当に死んじゃうわよ?」
「そ、それでいつもよりハードだったんですか……。」
「あはは、そういう事。ちゃんと優しく愛すのよ~?」
恥ずかしそうに頷くガルダ。
ディアは何だか表情が強ばっていた。
その時が迫っていると思うと怖くなる。
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