第二話「幼馴染みの同級生」

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昼休み… キンコンカンコン~ 授業だけがまともで助かった… ルシオン 「ねえ、マリ、覚えてる?幼稚園の時に一緒だった、ルシオン・霜月だよ、あはは、覚えてないかな…」 私はアタマを抱えた ルシオン…ルシオン…ああ、あのルシオン君? 「あの頃より小さくなってない?」 私は思わずルシオン君の頭をよしよしとなでた だんだん思い出してきたわ ルシオン 「マリの方がのびたんだよ、マリの意地悪(泣)」 ルシオンは嫌がりながらも幼い頃の私との懐かしいコミニケーションを喜んだ ルシオン・霜月は外国人とのハーフらしい、と父からは聞いていたがよく見ると今なでた頭に赤と黒の角が二本生えていた ルシオンは美形の方じゃない どちらかというと童顔で背も低い でも幼稚園ではケンカ無敗でついたあだ名が魔王様
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