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「皐月……気持ちいい?」
卓人の甘い声があたしの脳内を更に痺れさせる。
「やっぱジャマだな、このエプロン。」
そうボソッと呟いて、あたしと卓人を隔てていたその布も剥ぎ取った。
直接、卓人の温かい肌が触れた途端に、ぎゅーっと抱きしめられる。
この温もりが、好きで。
この肌からは、離れられないっていつも思う。
なんでだろう。
こんな風に思うのは卓人が初めてだった。
「もっと開けよ。入んないよ?いいの?」
あたしの太腿をまさぐりながら問いかけてくる。
「やっ…だ…。」
すっかり熱に浮かされたあたしの芯は卓人を待ち兼ねてる。
あたしが恥ずかしがるのを分かっててそんなことを言うんだから、意地が悪い。
「ほら。こうだろ?」
そう言って、グッとあたしの両足を押し広げ、侵入してくる。
一気に快感が広がり、羞恥心を感じてる余裕もなく、声をあげてしまう自分。
卓人はあたしの敏感なところはもう知り尽くしてるようで、
いつもいつも。
こうして、卓人との行為に溺れてしまう。
抵抗なんて許されないし、身体が勝手に反応するんだからどうしようもない。
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