序章

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「どうせまた駄目なんだろうお」 7割ほどあきらめながら待っていると郵便局員のバイクが止まる音がして、郵便受けに封筒が入る音がする 「きたかお…」 ぼそりと呟き布団から出てくる。佐伊原やる夫は色白な少しメタボ気味の身体をのっそりと起き上がる。 封筒を開けたその中には
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