半年後。

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「未愛…お前さ…」 そう言われて慎をみると、切なそうな苦しそうな顔をしながら続けてきた。 「瑞希のこと…忘れるんじゃなかったのかよ…」 …と。 車内に妙な緊張感が流れる。 そんな空気に圧倒されてか、私は慎になにも言えなかった。
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