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それからコノユビをやめた俺は、水泳が得意なのを活かして海でライフセーバーの仕事につく。
仕事上ちょいちょいビキニの可愛い子と付き合って見たものの、なんかパッとしないっつーか未愛以上に俺を刺激させるような子とは出会えなかった。
ライフセーバーも海が開いている時限定の仕事だしで、一夏過ぎると俺はまた職を失った。
「やべーな、またニートかよ…今月どうすっかなー」
呑気にそんなことを思いながら、求人雑誌のページをめくる。
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