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今から10年前───
──朝
正｢おはぉ～…｣
晋｢おはよ、正幸。朝飯できてるぞ｣
正｢うん」
机の上の朝食を見た正幸。
～本日のメニュー～
･ご飯…??
･味噌汁
･目玉焼き
･焦げた鮭の塩焼き
正「……………ねぇ、晋兄｣
晋｢??何だ？｣
正｢今日のご飯…………お粥になってるけど(-_-;)｣
晋｢うぐっΣ(゜゜;) でっ、でもよ!!昨日よりはいいだろ!?｣
正｢う…うん^^; でも、昨日はおじやだったよ？｣
晋｢………(--;)｣
正｢鮭……どうしたの？｣
晋｢……コゲチャッタ｣
正｢……(-_-;)｣
晋｢でっ、でも味噌汁は大丈夫だぞ!?｣
正｢うっ、うん。いただきます……｣
──ズズズッ
晋｢……………………｣
正｢……………………｣
晋｢……どう、なんだ？｣
正｢…………今日は、薄いね^^;｣
晋｢……やっぱ？｣
正｢うん……｣
晋｢…………………orz｣
正｢晋兄って、お料理苦手？｣
晋｢苦手っていうか、下手……だな。家庭科の成績も真ん中以上はいつもいかなかったしなｱﾊﾊ｣
正｢………｣
晋｢目玉焼きの半熟なんて、俺にはハードルが高いよ(--;)｣
正｢そっ、そっか……｣
晋｢あっ、そうこうしてるうちに時間がきちまう。正幸、遅刻するぞ!?｣
正｢ふぇ？うん!!｣
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