第2話

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「あなたは……今日はパートナーに立ち会って貰わなくていいんですか?」 「うん。私……そこまで溺愛されていないから」 溺愛されていないのなら、こんなこれ見よがしの場所にタトゥーなんか入れさせたりしないのではないかと思った。 そう思うほど……この女は妖艶で綺麗でどこか上品な色気をもった女性だった。 「ねぇ。私ね。今はまだ一般女性と同じなの。綺麗な身体のまま。だから……」 女は俺に顔を背けたまま 「一般の女性として……最後に抱いてくれない?」
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