第2話

3/40
29人が本棚に入れています
本棚に追加
/40ページ
「あなたは……今日はパートナーに立ち会って貰わなくていいんですか?」 「うん。私……そこまで溺愛されていないから」 溺愛されていないのなら、こんなこれ見よがしの場所にタトゥーなんか入れさせたりしないのではないかと思った。 そう思うほど……この女は妖艶で綺麗でどこか上品な色気をもった女性だった。 「ねぇ。私ね。今はまだ一般女性と同じなの。綺麗な身体のまま。だから……」 女は俺に顔を背けたまま 「一般の女性として……最後に抱いてくれない?」
/40ページ

最初のコメントを投稿しよう!