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1日目終了。
忘れていたがこの学園は寮での生活になっている。
本校舎から5mくらい先にある別校舎に寝泊りする
そこには食堂がある。そこで食事を済ませる
ことだってできるのである。
騎巳夜
「俺の部屋は~…499!?縁起悪い上に一番端っこ
じゃん!遠いな~いくら4階あるからって
部屋作り過ぎじゃない…?」
そんなこんなで到着。
騎巳夜
「疲れた…4階に行く時の階段は疲れる…」
カードキーで部屋を開ける。
中はベッドが2つとテーブルとテレビといった
至ってシンプル。
奥に荷物を置こうと思ったら既に荷物が。
その時バスルームのドアが開いた
???
「あ、私と同じ部屋の人ね?私は晴川美羅
(はれかわ みら)
って言うの。貴方の名前は?」
そう言いながら体にバスタオル1枚巻いただけの
女子が出てきた。
騎巳夜
「あ、ごめんー!!!」
即背を向けた。お陰様で顔は耳まで真っ赤。
晴川
「ああ、ごめんごめんすぐ着替えるから
ちょっとだけ待ってて。」
そう言ってバスルームに戻っていった。
騎巳夜
「びびった…心臓に悪すぎです、はい。」
再びジャージを着てバスルームからでてきた
晴川
「それで?貴方の名前は?」
騎巳夜
「ああ、俺は騎巳夜 鷹風光。よろしく!
って言うかお久しぶり、かな?みらっち?」
晴川
「やっぱり!10年ぶりだよね、こうして合うのって」
そう、この晴川美羅とは10年前に引越してしまった
幼馴染みなのである。前っから人懐っこくて
優しくて、何時も笑ってて。そんな彼女は
いつも輝いて見えていた。
晴川
「なになに、騎巳夜はどこのクラスに行ったの?」
騎巳夜
「俺は光。みらっちは?」
晴川
「私は水よ。それより…」
騎巳夜
「それより?」
晴川
「10年ぶりだってのに再開が私のあんな姿でなんて…」
気づけば晴川の顔は真っ赤だった。
かという俺も多分真っ赤だろう。
騎巳夜
「あ、いや、その…ごめーん!!」
晴川
「まぁいいよ、別にわざとじゃないならさ。
わざとだっていうんだったら今頃×してた♪」
ゾァア!!!!!
背中を凄まじい寒気が襲った。晴川は普段はめっちゃ
優しいが、キレたら最後。先生でも止められない
昔っからそうだったのだ 。
自分の怒りが収まるまでずっとキレまくり。
そんな感じです。
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