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騎巳夜
「ZZzzz…」
晴川
「おっはよー!」
勢い良く布団を取られた
騎巳夜
「あと5分だけ…」
晴川
「あー!もう8:10分だ!」
騎巳夜
「え!!」ガバッ!!
晴川
「よーしやっと起きたね。大丈夫よまだ
7:00だから。」
騎巳夜
「みらっち…冗談キツイっす」
晴川
「相変わらず朝弱いね~んじゃぁ私は先行くから」
騎巳夜
「へーい…」
ここまでされると眠気も吹き飛んだ。
そさくさと制服に着替え、食堂に向かった
騎巳夜
「おはよー」
彩紀
「おっはよー!」
シレット
「おはようございます」
岡崎
「おはよう」
晴川
「あ!きたきたおーいきーみやくーん!!
こっちこっちー」
あのな、呼んでくれるのはめっちゃ嬉しんです、はい。
でもね、そんな大声で言われるとですね、
ほかの人の視線がグッサリささるんですよ、ええ。
なんでもう少しボリューム小さくできませんかね…?
そんなこんなで5人での食事。
騎巳夜
「皆ご飯の量少なくない ?」
シレット
「そんなことはありませんよ」
彩紀
「パンとサラダとスープで十分よ」
岡崎
「朝はそんなに食べないし?」
騎巳夜
「へー、女子ってそんなもんかー。
そう言えばみらっちは前から結構食べ」
晴川
「おだまり」バコッ
気がついた時は既に晴川のグーが俺の頭の上に…
騎巳夜
「っ~…俺変なこと言った??」
涙目の俺。痛かった…
晴川
「気にしない、気にしない」
~朝食終了~
安達
「今日はまず転校生を紹介します~
というわけで入っちゃってください!」
そう言うとひとりの男子が…
水戸部
「今日からお世話になります
水戸部綾夏です。よろしくお願いします」
ですよねぇ…女子ですよねぇ…
うーん、まさかここまでお決まりの展開だなんて…
安達
「うーんと、空いてる席は~…ないので騎巳夜君の
となりに席作っちゃうのでそこに座ってください」
騎巳夜
「え!」
水戸部
「嫌、ですか?」
騎巳夜
「そうじゃなくて、別の事に驚いてるだけ」
水戸部
「そう…よかった」
安達
「騎巳夜君はそんなに器の小さい人間では
ないのですよー。
ですから安心してくださいね」
騎巳夜
「はぁ…」
~昼食~
騎巳夜
「あ~~~~~~~!!!」
彩紀
「どうかしたの?」
シレット
「大声うるさいですよ」
岡崎
「何終わった目してるの?」
騎巳夜
「弁当忘れた…学校生活最大の楽しみが…消えた」
水戸部
「あ、あの!」
騎巳夜
「ああ、水戸部さんどったの?」
水戸部
「ちょっと話があるんで屋上に良いです
か?」
そんなわけで俺は屋上に行った
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