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「うおっ!」
炎が止んだと思えば急に尻尾で攻撃してきた。
とっさに剣でガードしたが、炎で強化されたハズの斬れ味を持ってしても尻尾に傷は付かない。
ぶつかる音がガッ!って……硬い石とぶつかったような音だぜ?
「はっ…?」
ドラゴンはそのまま力まかせに尻尾を振り抜き俺を吹っ飛ばす。
ガードの意味ねぇー…やべえな…っと。
樹木にぶつかる前に空中で態勢を変えて着地し重力で落ちる前に跳ぶ。
「仕返しだぁ」
勢い良くドラゴンの頭を剣の柄で殴る。
俺が地面に着地する頃にはデカイ図体が少しよろめいていた。
チャンス!ここだぁ!!
剣を左手に持ち替えて鞘を右手に持つ。
「おん……どりゃあ!!」
全身のバネをフルに活かして跳び、少しよろめいているドラゴンをかなり吹っ飛ばした。
「ふぅ…疲れた…じゃ、俺は場所変えるわ」
俺とドラゴンの戦いを呆然と立ち尽くして見ているみんなにピッと軽く敬礼して立ち去る。
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