大陸統一の詔

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時間は戻って204年 8月 「もはや、この中国大陸に、我々に逆らうものはおりませぬ。 早速、終戦の詔を出して、民を安撫するべきです。」 「再び、平和がおとずれたのです。 孫・袁の残党の再起の志を挫くべきです。」 諸葛亮・司馬懿が述べる。 「うむ。 あいわかった。 」 劉備は、詔書を書き上げると読み上げた。 「本日、8月10日をもって、黄巾の乱以降続いた戦乱が終結したことを宣言する。 恩赦として、凶悪犯以外の全ての罪人を許し、 戦乱のひどかった、豫、徐、エン州、長安付近の租税を三年間、それぞれ、応じた分だけ減らす事を誓う。」 「ははーっ!」
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