小覇王の悲恋

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「こ、こちらです。」 執事は慌てて案内する。 「ほう。なかなかいい部屋だね。公瑾。」 「左様ですな。ただ、執事殿、庭に行くのは構わないだろうか。」 と周瑜が聞くと。 「え!い、良いですが…。ただ…。」 周瑜は庭への扉を開ける。 「「「キャー!」」」 「お嬢様方は庭で沐浴中でございますので、今はご遠慮ください。」 「「早くいえよ!」」 「痴漢め!成敗!」 「公瑾。俺は死んでもいいぜ…。3喬の…。」 「なにいってんだ!伯符! お嬢様方は怒りを解いてください!!」 「問答無用!」 「ギャー!誰か助けてー!」 孫策、周瑜の兄弟と3喬は最悪な出会いを果たしたのであった。
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