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「ったく。若いって怖いな。」
喬玄の喝が入る。
「「わざとでは無いんです…。」」
「お父様!追い出してやってくださいよ!」
一番大きい美女~大喬~が答える。
「え。でも、片方は好みかな~。」
3番目の小喬が言う。
「いや~。」
「何照れてんのさ。公瑾。」
「済まん。」
たちまち、喬一家の輪の中に入る。
そのうち。
「孫策様、面白いですね。」
2番目の中喬が微笑む。
「どこがよ。五月蝿いだけじゃない。」
大喬が口を挟めば。
「あんたがな。」
「何さ!」
「お前がな!」
孫策は大喬と言い争う。
「見て!あれ。」
ふと中喬が微笑む。
指先の先には。
「フフフ。」
「ハハハハ。」
笑いあう周瑜と小喬がいた。
「いい仲だな。」
「そうね。」
何だかんだで仲良くなったのであった。
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