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はは~ん…と、
自分の夢の世界に浸っていると
「…おい、」
と言う
彼の呆れたような一言で、現実に引き戻された。
あ…、やば…
気がつくと彼は
無の表情でこちらを見ていた。
「あ、あの…えっと、ごめん!!今のは全部忘れてっ!!!」
すると、彼が静かに口を開いた。
「お前って、」
忘れてくださいお願いしますぅっ
「もしかして…」
やだやめて忘れてーっ!
嫌な予感しかしないぃぃっ
「………付き合ったことないの?」
「ぐはっっっ!!!!」
気にしてるのにぃぃ…
ものすごく気にしてるのにぃぃ…
私の心に大きな何かが容赦なく突き刺さってきた。
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