4人が本棚に入れています
本棚に追加
いつ来るんだろ…
なんて
お試し期間とか何とかにすっかりその気になっていた。
― 今日は何をするんだろ…
― どんな格好で来るのかなぁ…
― まさか忘れてないよね…
― て言うか私の家知ってるの…?
とか
あぁ、一人でワクワクしちゃって…
これで全部冗談だったならかなりイタイ人じゃん私…
と
舞い上がっては落ち込んで…を繰り返しながら時間が過ぎていった。
…
…来ないの?
と その時、
―ピンポーン…
少し古びて不快な音を出すチャイムが部屋に響いた。
最初のコメントを投稿しよう!