X'mas

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今度は私がどぎまぎと答え、ゆっくり後退りする。 彼もゆっくりと近づいてくる。 ちょちょちょ、 な…なんなの!?! 「なんで逃げる?俺たち付き合ってるんだろ?」 いやいやいや! そんな事言ったって!! 私はまだ同意してないんだから! …て言うか!! 「制服着てくる人なんかに言われたくないし!!」 負けじと反論すると、彼は意外とすぐに退いてくれた。 「…」 なにやら制服の事を気にしているらしい。 …? てことは、故意でしたことじゃないの…? 「もしかして~センスがナイとかぁ~??」 冗談のつもりでからかってみたら彼はギクリとばかりに目を泳がせていた。
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