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家に帰ります
家にはどうせ誰もいないので大抵は自殺していました
今日されたことを書き出し
自分のどこが悪かったかを書き
やった人の名前を書き
迷惑かけてごめんなさい
そう書いた遺書を作り
やってまいりました自殺タイム
飛び降り、入水、首吊り、餓死
とりあえず子供の自分にも出来ることから毎日ひとつずつやりました
擦り傷だらけになり、咳が止まらず、消えない痣が残り、何を食べても吐き
傷ついて苦しいのに笑っていました
死ねないのに
次こそはと最低な希望を持ち続け
痛みに、血に
(僕は人形じゃない、サンドバッグじゃない、生きて、血の流れている人間なんだ)
と人間であることを、生きていることを実感させられました
たとえ
心のない人形の方がましだったとしても
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