【番外編】Perfect Crime-1

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   恥ずかしさでふにゃふにゃの愛美さんの膝を両手で勢いよく左右に開かせて、彼女が抵抗する前に、俺はそこに顔を埋めた。  ビクン、と跳ね上がる腰をがっちりと手で捕まえると、俺は舌先にぬめりを絡ませ、その上の小さな突起を転がした。 「や、やだ……っ、そんな、とこ……っ」  返事の代わりに、口唇にキスをするように、音を立てて吸い上げた。  つん……と女の香りがする。  これを嫌がってやらない男がいるというけど、信じられない。  確かにいい香り、というのとは違うのかもしれない。だけどそれは男だって同じことだ。  食べ物や花の香りとは違うけれど、味わってみればやっぱりオスを誘う香りだということを実感する。  指で少し開いて、大丈夫かな……と様子を見ながら伸ばし、中まで挿し込んだ。 「あ……ああ……ん……」  躊躇いながら愛美さんの手が、俺の髪を梳いた。  撫でてもらっているようで、彼女はこれを嫌いじゃないことが窺える。  正直舌を挿れてみたのは半ば思いつきで、ここまでしたのは初めてなんだけど。  男のものを受け入れられるくせに、ほんのちょっとの舌までしっとり包み込めてしまう女のここは不思議だなぁ、と思った。  締まって押し出されるのとも、また違うから。  もちろん、ここは指1本ですらしっかり包むんだから、当たり前といえば当たり前なんだけど……指のときはこういう実感、あんまりしないから。  だいたいのことは知ってるつもりでいたけど、俺からこんな感覚を引き出す愛美さんを、素直にすごいと思った。  彼女は、そんなこと欠片も考えてもないだろうけど……。  理屈じゃないんだよな、こういうの。 .
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