第3巻・幼獣的クリスマス

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さて、今回用意したプレゼントは 「工事用車両のトミカ」 「工事車両を集めた本」 「おままごとセット」 「お菓子少々」 でした。 お菓子はさておき、なぜこの品物をチョイスしたのかを説明しますと、まず工事用車両については、はっくは工事用車両… 中でもショベルカーに恋焦がれているんです。 初めてしゃべった大人にも理解できる言葉が、パパ、ママ等のベーシックワードを押し退けて 「ガー!(ショベルカー!)」 でしたから、その傾倒ぶりは推して知るべしです。 ※ちなみに未だにショベルカーは「ガー」と言ってます。正しい単語を覚える気は微塵もありません。 さて、当家の和室には出窓があるのですが、そこから遠くで作業しているショベルカーが見えるんです。 普段は止まっている事が多いんですが、これが稼働している時の彼のテンションはというと 「おおー!!?ガー!ガーガガー!うぉぉぉお!?ガー!ガーダコレー!!」 と何かに憑依されているような壊れっぷりです。 窓際に引っ付き、遠くを見据えてトランスしているはっくを見て、向かいのマンションの住人の方が 「ビクゥッ!!」 としているのをワタシは知っています。image=481113560.jpg
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