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そして最後に、ばぁばたる母Y子との関わりについてですが、はっくは嫁様と同等レベルにばぁば大好きっ子です。
「アンパンマ○」
に登場する
「カレーパンマ○」
のイラストを指差し、
「はっくん、これは……ドラヤキマン?」
と勝手に自分本意な知識を植え込もうとするばぁばですが、とにかくばぁば大好きです。
ばぁばがキッチンにいればキッチンまで押し掛けていき、ばぁばが洗濯物を干していれば勝手に二階へ上がっていきます。
エヴリデイ・ストーキング日和です。
え?
ワタシの順位付けですか?
それは悲しくなるので、あまり触れないでおきます。
ちなみに実家に滞在中、こんなことがありました。
はっくは寝る前に当然歯を磨くわけですが、ヤツはとにかく歯を磨かれるのが嫌いなんです。
実家滞在前は
「うわあぁぁぁん!!」
と喚いているだけだったのですが、実家に帰ってきてからは
「じぃじぃぃ!!ばぁばぁぁ!!」
と助けを求めるようになりました。
あんまりにもうるさいので、ある日
「そんなに嫌やったら、ばぁばに歯、磨いてもらい!」
と怒ったのですが、意外な所から返事が返ってきました。
「それはダメよ!!」
見れば、視線の先に険しい顔のばぁばが座っています。
そしてばぁばは言葉を続けました。
「だって私、はっくんに嫌われたくないもの!ねぇ、お父さん!!」
そしてばぁばに無理矢理巻き込まれたじぃじは、目を泳がせつつ新聞に目を落とし、ポツリと言いました。
「ん……まぁ……そうだな」
炸裂する大人の本音。
そしてワタシの歯磨きから逃れたはっくは、
「ばぁば~」
と言いながら、カワイコぶってばぁばにしがみつき、明らかに勝ち誇った顔をこちらに向けてきます。
前頁のじぃじ語録を借りるならば。
「まぁ、こんなもんよー(棒読み)」
というやつです。
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