H28.7

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《とっと=クルーズ》 先日、はっくが公園に行きたいと言うので、車で30分程走った所にある公園に行ってきました。 ここははっくのお気に入りの場所の一つで、アスレチックタイプの遊具が沢山あります。 家族連れで来ている方も結構いましたが、基本的にどことも子供は元気、親に関しては 「木陰の下=比較的余裕あり」 「炎天下=歩く屍」 という構図が目につきました。 ワタシより圧倒的に暑さに弱い嫁様は、クッ・・とペットボトルの麦茶を飲みつつ、花が咲き始めたハスの写真などを優雅にカメラで収めていましたが・・ 「狂喜乱舞しながら散り散りに駆け出した子供達を、今から必死で追いかけ回さなければならない」 という現実からの全力逃避である事を、ワタシは知っています。 ちなみにはっくが大好きなのは、子供が2人乗れるくらいのカゴに乗り、ロープを伝って対岸へ渡る遊具です。 それほどスピードは出ませんが、嬉々として乗り込むはっくと対照的に、とっとさんは始め怖くて乗ろうとはしませんでした。 ロープを伝って進んでいくはっくのカゴに、ただただ付いて回っているだけだったのですが、お兄ちゃんが楽しそうにしているのを見て、自分も乗りたくなったのでしょう。 「とっとくんも乗る~」 と言い出しました。 まぁ2歳児が乗ってもそれほど危ないものではありませんし、許可を出したのですが、当然ワタシも嫁様もロープの終点(要は乗り降りする場所)でとっとを乗せるつもりでいたんです。 しかし彼が取った行動はーー はっくを乗せたまま加速しているカゴに全力疾走で追い付き、あろうことかそこから飛び乗ろうとする驚愕のミッションインポッシブルでした。 「「ひぃやぁぁー!!」」 うちの無謀すぎるトム・クルーズを全力で引き留める我々と 「離せ!アイツ(トム)は飛行機に飛び乗ってたやないか!!カゴくらい俺でも乗り移れるわい!!」 と言わんばかりの抵抗を見せるとっと。 とりあえず2歳児の分際でハードルが高すぎるミッションへの挑戦は、止めて欲しいと心から思う次第です。 ↓もうこの時点で飛び乗る機会を窺っていたらしいとっと。 当家の日常には常に 「で~んでんでっでっ、で~んでんでんでっでっ・・」 という例のテーマソングが流れています。 image=500898391.jpg
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