第17巻・とっと誕生前のはっく氏の様子

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とりあえず暗闇の中で落とした品を探り当てて手に持たせますが、形状が見えないためか 「No!!コレじゃねぇよ、この役立たず!!」 とばかりに地団駄を踏むはっく…。 ようやく目当ての品を見つけてしばらく宥めると、グスグス鼻をすすりながら嫁様の布団に潜り込み、パイパイをニギニギしながら再び眠りに就きます。 これは一種の夜泣きなのでしょうか? ※この際「パパと一緒にねんねするか?」と声をかけると、ぷいっとされますが、何気に傷つきます。 そんなはっくの成長過程ですが、未だに 「ありがとう」 「ごめんなさい」 という礼節の根幹に関わる部分は全くです。 ありがとう、に関しては中世貴族のように膝を折ってぴょこんと重心を下げるのですが、ごめんなさいに関しては頑なに頭を下げようとしません。 怒られているのはわかっているようですが、 「You 、カルシウム足りてないんじゃないの?」 と言わんばかりに愛想笑いを浮かべて、顔を覗き込んでくるのは若干イラッとしますので、きちんと礼儀を教え込んでいきたいと思います。
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