同じ制服・同じ学校

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「あ、あの。白石、さん?」 気のない返事をしていると、後ろから名前を呼ばれて振り返る。 なぜか私よりも隣にいた楓のほうが早く振り返った。 「はい?」 そこには茶髪の髪の可愛い系の男子が2人立っていた。 「白石さんって、どこ中出身?」 名前も知らない茶髪男子に出身中を聞かれ、目をパチパチしながら答える。 「南中だけど」 「南なんだ!可愛い子多いもんね」 納得したように頷き、茶髪男子達はお互いを見合った。
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