プロローグ

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しばらくして試合終了の笛が鳴る。もう終わったの?と思う程見入ってしまったらしい。 その理由は、中沢君と陸奥君が投入されるまで拮抗してた試合が、この二人が出る事で一方的…ワンサイドゲームになってしまったからだった。 試合結果は5-1。 見事優勝した中沢君と陸奥君のクラスはすごい喜びようだ。その中に一緒に喜びを噛みしめている中沢君、陸奥君はその場に何故か居なくて一人木陰で飲み物を飲んでいた。 その顔は試合で見せた顔じゃなく…どこか、いや、すごいめんどくさそうな顔をしていた。 それからだろうか、卒業まで陸奥君という一人の男子を気になり始めたのは。
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