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「…」
やっと校長の長い話が終わり、今は教室で待機中。新しいクラスは1年3組でクラスの人数は30名。女子が若干多い気がする。
ほとんど集まっているとは思うが、知っている奴がいない。別にいいか、早々に絡まれるよりは。担任が来るまで寝ておこう―――。
「む、陸奥君!」
まさに机に突っ伏そうとしている時、誰かに声をかけられた。でも関係ない、そう思い俺は机に突っ伏した。
「ちょ…。陸奥君も3組なんだね。てゆうか相変わらずだね…」
「んあ?」
机に突っ伏しているにも関わらず話しかけてくる人物を一目見ようと顔を上げた。
っと思っただけで顔は上げずそのまま突っ伏したままだった。
「久しぶり。だからおやすみ」
久しぶりって言ったものの、誰かわからないんだが。
「また寝るの!?もう、初日ぐらいシャキッてしなよ」
なんかツッコまれたし、怒られた。
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