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常盤さんだった。
「ねえねえ。あなた矢崎さんって言ったよね?私、後ろの席だケドよろしくね!」
そう言ってくれた。すっごくサバサバした口調。
びっくり!
どうして私なんかに!?
「あぁ…えと…その…。こ、こちらこそ…よろしく…ね…。」
驚きと緊張と、感じ悪くないように返事したら、ぎこちないしゃべり方になってしまった。
回りの女の子達はというと、クスクス笑ったり、なんで矢崎さんが?って言ったり、そんな顔をしている。
私は慌てて前を向いた。
それから常盤さんとは、会話をしてない。
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