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「俺と付き合ってください!!」 大学に通って二年目。 二年生になって、…というか、人生で初めての告白。 しかも女の子じゃなくて男の子、っていうところが大問題だ。 「……え?僕?」 「僕っ子最高うううう!!!」 大学だから学校に制服なんてものはないし、毎日私服だけど…僕毎日ジーパン履いてるし(ていうか男がスカートなんて履かないでしょ、女装癖がない限り)上だって黒ばっかりだ。 だから女の子に間違われる、なんてことはないと思うんだけど… 「……キミって、ホモなの?」 この思考にしか、どうやったってたどり着かない。 すると目の前の発狂している、僕より小さな男の子は突然ピタッと停止して首を傾げる。 「ほも?ホモサピエンス?俺が?ははーっ!ナイナイ!俺は健全な男の子!健全な男子大学生!そんな男が告白する相手は女の子に決まってるでしょ!」 ……あ、これ、完全に僕女の子と間違えられてる。 あれ、泣きそう。 何でだろう。 僕は目の前の男の子のつむじが見えるくらい遥かに身長高いし、髪だってまあそこらへんの男の子よりは長くて前髪で目は隠れてるけど。 え、ほんと、何で?
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