2人が本棚に入れています
本棚に追加
何かしていないと
自分が存在していないんじゃないかと
不安になる
「…こんな俺なんかの為に謝らなくていいんだ」
また俺は外へと出た
―…
また連行され母親が迎えに来た
今度は喧嘩だ
ありもしない因縁をつけられ喧嘩に発展した
その喧嘩最中にサツに見つかりまた連行され
母親はまた頭を下げて謝った
母親との帰り道
いつもなら会話もなく自宅に着く
はずだった
大通りで進行待ちをしていた時だった
俺すぐに横でブレーキ音と何か大きなものが激突した轟音が響いた
そうすぐ横で…
「母さん!!」
俺の中で不安と焦りが走るのがわかった
建設中と書かれた鉄の壁にトラックがめり込んでいる
最初のコメントを投稿しよう!