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「では最低でも2台で、最高何台借りれるか掛け
合って見ます。」
少尉がそう言うと、タブレットをしまい出て行こ
うとしたので、
「あ、何かゴネたりしたら直ぐ私にメールでも電
話でもいいから連絡くれないか。早急に対処す
る。」
とヴィルヘルムが声をかけた。
少尉は爽やかな笑顔で
「はい!ありがとうございます。困ったらそうさ
せて頂きます。失礼致しました。」
と、一旦戸口の前まで来ると振り返り
「あ、コーヒーご馳走様でした!」
礼を言うと帰って行った。
「やべぇ、良い子だなぁ、和む」
(私の周りはコンラートとかフリードリヒみたい
なのしか居ないからなぁ)
ほのぼのとしてヴィルヘルムは、残りのコーヒー
を飲み干した。
作業現場
「ガイスラー少佐」
「おお、殿下。お疲れ様です。」
コンテナの作業場に行くとガイスラー少佐が作業
を見守っていた。
「どうですか?」
「ええ、指示されてぶち抜いた箇所は全部終わり
ました。今はバリを取ってる作業です。」
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