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コピー用紙を取りに行く私。
エレベーターホールの隅にある機械室が倉庫も兼ねている。
静かにとびらを開ける。
薄暗い空間にそのまま入る。
片隅に積み上げられた、コピー用紙の前に立つ私。
扉が開き、誰か入って来た。
親しんだ匂いに包まれ、抱きしめられる。
唇が、ねっとりとした温かさにふさがれ、愛おしいものが激しく入ってくた。
彼の舌と私の舌が絡まり吸いあう。
たくましい腕に強く包まれ、心地よい軽い痛みに酔いしれる。
肌寒い季節だけれど、体が汗ばんでくる私。
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