第1話

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そして陽誉に教わりながら手作りチョコとラッピングをした。 きれいに出来たラッピングに満足し、早速明日手渡しが出来るよう鷹葉の元に向かった。 病室に入ると鷹葉が嬉しそうにこちらにやって来た。 鷹葉は、私がここの病院によくお世話になっていた時に出会って仲良くなった人だ。 「那乃葉、会いに来てくれたんだ。」 笑顔で私の手をとると近くの椅子に二人で座る。 『うん、今日は用があって来たの。明日、鷹兄もここ来る?』 そう問えばブスッとした顔をしつつ、明日呼ぶよと言った。 その言葉に安心して私は、夕方まで鷹葉と話したりしてその日に帰った。
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