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「ユウ様、お床の準備が整いました」
ユウにそう話しかけ成実は襖を閉じる。
畳に敷かれた一組の布団。
その脇で成実は服を脱ぎ掛け布団をめくる。
ユウがそっと入って来て成実の体に火を灯す。
じわじわと熱い焔が、段々と大きな焔に変わるとユウが横になる。
初めてユウと交わった時からの変わらない順序。
ユウは成実の体を熱くとろけさすと、自分の腕を縛らせた。
そしてユウに目隠しをさせる。
その後、準備してある筆でユウの体を責めるのだ。
最初は戸惑った成実だったが、ユウには逆らえない。
よく分からないまま、ユウの体に筆を走らせていた。
そんな成実だが、今はユウがどんな風に責めてほしいかが分かり、筆を走らせる。
ユウが「外してくれ」と囁く。
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