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……バリオンめ……俺を嵌めたのか?
なんでだよ……目を覚ましたら目の前に狼いるんすけど……
いや、普通の狼なら俺は速攻で逃げるよ。
目の前にいる狼が3mを軽く超えてなければね……。
俺、死ぬやん……。
そんなことを考えている内に狼さんが俺の目の前に来ていた。
カ「お、俺を食おうとするな……俺は美味くないぞ!」
狼【なんじゃお前さん、儂はお前さんを食ったりせんわ。お前さん、道にでも迷ったか?】
きやあああああああああああああ!喋った!
狼【はっはっは。驚いたか儂はエンシェントウルフの長老をしとるもんじゃ。伊達に500年は生きとらんさ。人間の言葉は200年ほど前に習得したさね】
い、意外とフランクな狼さんでびっくりした。
そ、そういや……俺、不老不死やん……死なないやん。
てか、エンシェントウルフ?
検索しよ。
<エンシェントウルフ>
<狼族最強の種族
狼だからと言って肉食と言う訳ではなく、雑食である。
それ故にどのような環境下においても生息することが可能である。
エンシェントウルフの長老は草食である。>
なるほど……つまり、この狼さんでなかったら食われてしたかもしれないと。
俺、不老不死だけど。
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