俺の目に狂いはない？。・゜゜・・

始めの一歩、末の千里？(＞３＜)/。・゜゜・

「この学校…無理……俺には向いてない…」

あれほど憧れて輝きに満ちているようにさえ思えた高校に入学したと言うのに、俺・流水颯太（りゅうすい そうた）は入学してすぐそう悟った。

入学前のハンパない部活の練習量にはなんとかついていっていた。

しかし、授業…主に体育や武道、そして一年生には必須の鉄下駄。

体が悲鳴をあげている。

俺の自尊心もズタズタだ。

このままじゃ、自分が自分でなくなり、ダメになる気がした。

結局、親をひたすら言いくるめ、夏には逃げるように違う高校に通うことにした。

理想と現実との違いに激しいショックを受けたのだ。

自分で決めたことなのに、後から後からこみあげる後悔の念。

逃げてしまった後ろめたさ…

夏休み中、自宅に帰ってきたものの、何をすると言うこともなく、ただ引きこもりのように過ごしていた。