922人が本棚に入れています
本棚に追加
「いつもサリーには
言ってるんですけどね…。
言うこと聞いてくれなくて。
だけど飾らないところが
サリーのいい所でもあるから
目をつぶってやって下さい」
申し訳なさそうに言った
マリアの肩を、
私は優しく叩いてエールを送る。
「きっとサリーは
マリアがいつも
そばにいてくれるから
サリーらしくいられるのね」
「…だといいんですけど」
そんな会話を交わしていると
佐伯女史を迎えに行った
琉惺がやっと姿を見せた。
けれど…。
しっかりと絡められた
二人の腕にそこにいた
全員が唖然としてしまった。
最初のコメントを投稿しよう!