10人が本棚に入れています
本棚に追加
「だからってそれはないでしょ!!あの子素人だし」
「アイツ、バレーで県選抜まで行った。県大会にも出れず、選抜にも選ばれなかったお前とは違う」
そうだよ
あたしは先輩とは違う
「でも、それとこれとは別でしょ?」
「いいや、同じ。それにコイツ兄ちゃんここ出身で県の選抜」
おし!お兄ちゃんいてよかった~
「あっあの先輩の妹か~尊敬してたもんね~。妹だから使いたいんでしょ?」
そうじゃないですよね?
違いますよね?
「それもあるけど、柏木のセンスが見たい。新たな発見がしたいんだ。」
新たな発見・・・・・・・・・・・
あたしが?
「2人してそんなに言うなら今日はいいわ!!だからもう勝手にやってなさいよっ!!」
そう言い妃菜先輩は逃げて行った
勝った、勝った、勝ったー!!
「なんだあれ?」
そう言い隼大先輩はあたしの肩に手を置く
近い
「さあ?人の仕事を奪おうとしただけですよ」
「まーアイツはあんまし働かないからな~」
やっぱり
「へえ~」
「アイツはひいきだから、俺は今ひいきされ中。もう嫌でさ~」
やっぱりひいきなんだ
ダメ、出たらダメ・・・・・っ
「ひいきから抜け出したくてあたしを使ったんですか?」
うわっ出ちゃった
うわ~ん、どうしよー?
「全然そんなんじゃねーよ。」
「そうなんですか」
よかった~
「俺は、そんなことする奴じゃない。分かってるよな?」
「分かってます」
「じゃあ、これお願いね。じゃあ」
「分かりました。がっ頑張ってください!!」
「おう」
そう言い隼大先輩は手をあげた
かっこいい
もうそうとしかない
最初のコメントを投稿しよう!