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午後、あたしの本格マネージャー1日目
昨日は仮だったから
「こんにちはー」
「あっこんにちは、真依ちゃん、本入部1日目?」
「はい、今日の朝藤本先生に出してきました」
「へえ~そうなんだ。この子が新しい子?やっぱ可愛いな~噂通り」
はい?
この人誰?
「あっ初めまして、昨日はバトン行ってたからいなかったんだ。3年の岡村尋那、よろしくね」
へえ~
この人が昨日先輩が岡村先輩って言って何も話さなかった人か~
「初めまして、柏木真依です。中学時代はバレーやってました」
「へえ~バレーか~なんか世界が違う感じ~。それで県選抜まで行ったんでしょ?何で野球部のマネなの?成績もトップあたりって聞いたよ~まさか男釣りしに来たわけ~?」
ムカッ
それを放つのはもちろん・・・・・・・・・妃菜先輩
やっぱ昨日の事完全に妬まれている
いやみですか
「まーま妃菜、真依ちゃんせっかく来てくれたのに、何なの、その態度。後輩入ったんだからそんなこと言わないの」
「はーい」
「真依ちゃん、ありがとね。真依ちゃん実力者だから、うちにいい刺激与えてくれると思うよ、入ってくれて嬉しいよ」
「ありがとうございます」
「おい、かしわぎー!!!ちょっとこっちこーい!!!」
この声は隼大先輩
叫んでるし
「はやくしろー!!聞こえるか~?」
また呼ばれた
やっぱ妃菜先輩の目線痛いな・・・・・・・・・・・
でも行かなきゃ
「はーい!すぐ行きます!」
あたしは大好きな先輩の元へ急いで走る
「おっ早いじゃん。でコレ、今日もお願いしますね」
と隼大先輩はあの紙を渡す
「了解です」
「もう今日から本格的に子機使うからな」
え?
分かってるけど、どんな子機の使われ方するんだろう
「分かりました。」
「まあほかの奴の事とかあって忙しいと思うから、困ったら言えよ」
優しい一言
こんなんだったら困ってなくても頼りたいです
先輩
「ありがとうございます」
「いえいえ、昨日の凄い分かりやすかった。さすがだな」
やったー!!!!
「ありがとうございます!」
「おーい!1年のマネ、ちょっとこっちこい!」
うわっ
呼ばれたよ
どうしよう?行きたくないな~
先輩と話していたいな~
そう思い先輩を見る
「柏木、早く行かないと、先輩呼んでるぞ」
「あっはい」
あたしは先輩の元を離れた
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