特別なヒト

3/4
前へ
/68ページ
次へ
「あっ隼大先輩!ちわす!」 「おー将季、柏木いるか?」 「あっ、柏木っすか?おーい、真依ー!隼大先輩が呼んでる」 「え?あっはーい」 「真依、嬉しそう」 「もーうるさいな~、行ってくる!」 あたしはそう言い歩き出した 「隼大先輩何でしょうか?」 「おー、委員会の報告で付けたしがあるんだけど」 「あっはい、じゃあさっき将季いたから将季でもよかったんじゃないですか?」 「柏木がよかったんだよ」 「へ?」 「ほら、将季心配だからさ・・・・」 うわっ信頼されてないな~ ってかそれだけか・・・・・・・・ 何か寂しい 「・・・・・柏木?」 あっやばい ボーっとしちゃった 「あっすいません!ボーとしてました。何でしょう?」 「3年生を送る会のキャンドルサービスなんだけど、その時にメッセージいうってなってたけど、音楽かけるからどういう曲で行いたいかアンケートとって、次の委員会の時聞くから」 「分かりました」 「ありがとな、柏木、すげー仕事できるから」 「そんなことないですよ。あたし、先輩みたいに部活も勉強も全て完璧なんかじゃないです」 「あはは、俺だって完璧じゃないよ!完璧な人なんていないんだしさ」 「隼人~何女子口説いてんだよ?授業おいてくぞ~」 「はーい、じゃあな」 「あっはい」 先輩ってやっぱりかっこいい
/68ページ

最初のコメントを投稿しよう!

10人が本棚に入れています
本棚に追加