マネージャーになる

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「柏木、うちの部のマネージャーは3年の仁藤先輩と岡村先輩。まー仁藤先輩はバスケ部出身で結構作戦とかいいから仁藤先輩からいろいろ吸収するといいかもな、2年は道中妃菜。まーあんまり作戦面では使えないけど、精神面とかお茶とか周りの観察力はすごいあるし、勉強になると思う」 へえ~ 先輩の観察力も凄いと思うけど・・・・・ 「凄いですね。先輩」 「そうか?それくらい頭の中に入ってるし」 あたしの部にはマネージャーいなかったからそうなのかもしれない でも、野球部は中学の頃からいた あたり前なのかな? 「あたしそんなの分かんないですもん・・・・・マネージャーなんていなかったですし・・・・・」 「じゃあ上手い後輩とかに作戦聞いたりしただろ?」 思えば・・・した 「はい、それはしました」 「それと同じ。分かった」 「はい」 「よろしい」 そう言い先輩はあたしの頭を撫でた 嬉しかった 「どこに道具あるか教えてください」 「あっわりー。まずそこからか。ホントに入ってくれんの?」 「そのつもりです・・・。」 そう言うと先輩はすごいにっこり笑った 「まじで!?助かるわ~、じゃあ説明するぞ」 「ここにバットが35本あって、でこっちにボールが50×5入ってる。それで・・・・ やばい・・・・・・ 覚えれない 先輩が教えるから・・・・・先輩ばっかり見ちゃう 「先輩・・・・メモ取りたいんでもう1回いいですか?」 「おっ熱心だな~ほんと助かるわ~」 そう言い、また先輩はまた頭を撫でた 「じゃあもう1回いうよ?ここにバットが35本あって、でこっちにボールが50×5入ってる。それでここに3つバッティングマシーンが入ってる。重いから運ぶ時は絶対俺を呼べ。いい?」 「はい」 そう言い説明が終わった 「バレーとは違って用品が多いですね」 「だってバレーなんてボールがあればできるんだしさ」 先輩、大きな間違いです できるってちゃできるけど・・・・・ 「そんなんじゃないですよ!ネットたてない絶対できないんですからね!ホント大変なんですからね!ばかにしないでください!」 「あーごめん。ごめん。」 可愛い 「いーですよ」 「隼大!ピッチング練習するから来い!あっその子マネ希望の子?友里から教われ!」 「うっす!」 そうしてあたしと先輩の2人きりの時間は終わってしまった
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