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紅魔館厨房…時刻は朝。
「…皆さん。準備は良いですね…。」
咲夜が厨房に集まっている全員を見ながら言う。
「…勿論。」
「…紗鬼様の為…。」
「紗鬼さんの喜ぶ顔が見たいですね。」
「旦那様の為に妻が料理を振るう…///」
天魔、幽香、文、早苗と咲夜を入れて五人。
「…ただ渡すだけでは味がないわ。…試作品を作って皆で試食をし、一番美味しかった人はチョコでは無く、主様が喜びそうなあることをすることを許可しましょう。」
咲夜が場をしきっていく。
「…そのあることとは…?」
「以前主様が自室に居られるときに呟かれました。…女体盛りが食べて見たいですね。…と。」
女体盛り…女性の体の上に料理を乗っけるだけ~。
「…ならば、それに答えるのが主様の召し使い、奴隷の役目。…一位の人には体にチョコを付け、主様に味わって貰える。…という大役を許可します。」
咲夜の言葉を聞き、全員のやる気が跳ね上がった。
「…では始めましょう。…全ては…」
「「「「「主様の為に。」」」」」
……………
…一方、紗鬼は自室で目をさました。
「…ふぅ…。……今日は昼まで食堂に来ては行けません。って咲夜に言われましたし……何ででしょうかねぇ…。」
紗鬼は思い出したかのように言う。
…今日がバレンタインだと言うのを忘れている紗鬼であった。
「まぁ良いです。体を動かしに地下室に行きますか…。」
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