序章
6/6
読書設定
目次
前へ
/
33ページ
次へ
『……』 「さようなら、外神清正くん。大好きだったわ、私」 そう言うと襟元からマイクをむしり取って、地面に投げ捨てる。マイクが地面にぶつかる固い音が聞こえたが、暗くてすぐに見失った。 見上げると、巨塔を包んでいた焔はすっかり消え去って、いよいよ世界は闇に飲み込まれようとしている。 巨大な残骸に成り果てた都庁舎を指差し、 「ーーチェック」 要が宣言したのと同時、音もなく世界は黒に沈んでいった。
/
33ページ
最初のコメントを投稿しよう!
9人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
63(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!