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そしてみるみる思い出していく。
昨日のふかちゃんの言葉と、
右京さんの存在を。
真白「っ…………みっ……皆さん…っ…」
僕はソファの上で正座して、皆を見渡しました。
不思議そうな顔をする皆さん。
僕はそんな皆さんに気まずそうにしながらも、頭をゆっくりと下げました。
真白「………ごめんなさい。………僕、柴田真白なんです。」
そう言って、頭を少し上げて顔色を伺うように皆を見ると…
あ……あり?
なぜ皆さんきょとんとしているんでしょう…?
藤咲「さっき右京くんに教えてもらったよ。咲真からも聞いたけど……ゲームしてたんでしょ?本当、人騒がせだよね。」
真白「…………え…?」
右京さん……が?
真白「ちっ………違うんですっ…」
これは僕が無理矢理したことなんです!
そう、僕は言おうとしたんですが…
真白「僕はっ……むぁっ……ん…」
言葉を続けようとした途端、誰かに口を手で塞がれてしまいました。
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