僕、柴田です。

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真白「む……すみません…………」 右京さんに言われたのに………どうしても落ち込んでしまいました…… しゅん………と効果音が付きそうな感じでまた眉を下げた。 右京「またお前は………」 陽斗「真白くぅぅぅぅんっ…!!どうしたの?そんな悲しそうな顔しないで……」 一人で自己嫌悪に陥っていたのに、気が付けば陽斗くんにぎゅーっとされていました。 真白「陽斗くん………」 陽斗「だいじょーぶだよ。遅刻しちゃうから、学校行こうね?」 心配そうに顔を伺われて、僕はコクンと頷きました。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーー 学校の準備をして、僕、右京さん、陽斗くん、藤咲くん、咲真くんの五人は部屋を出ました。 皆で歩いてると、やっぱりナンバーワンの右京さんとかがいるからか… 凄く良く見られて…少し恥ずかしかったです。 咲真「なぁっ!!!!お前右京っていうんだろ!!!!」 上履きを履き替えていた時、ずーっと黙っていた咲真くんは右京さんに話しかけていました。 咲真「俺の事は咲真って呼んでいいからなっ!!!」 お決まりの言葉に、右京さんが嫌そうな顔をしたのは言うまでもありませんね。
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