1422人が本棚に入れています
本棚に追加
/300ページ
真白「あれ……?教室に行くのではないのですか?」
廊下を歩いていると、明かに教室には向かっていなくて……
真白は不思議で、前を歩いていた藤咲の服をちょいちょいと引っ張った。
藤咲「今から体育館で定例会だよ。」
真白「てーれいかいですか…………」
なにするんでしょーね?少しわくわくしながら、僕はそれ以上何も聞かず…黙って後ろをついて行ったんです。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
真白「体育館は此処ですか……すごく大きいし綺麗ですっ!!」
つれて来られた体育館は新築の様に綺麗で、一番奥にあるステージでは定例会の準備をしてるらしき生徒会の皆さんがいました。
その中にはやっぱりせいとかいちょもいて…………
僕が嫌そうな顔をしたことに気が付いたのか、
右京「あいつはただの変態だと思っとけ。いちいち気にすんな」
右京さんはそう言ってくれました。
無表情で、こっちを見ないで言う右京さん。
優しい人なんだな………そうつよーく感じて、
僕は昨日の食堂での事をきっぱり忘れ去る事を決めました。
最初のコメントを投稿しよう!