僕、柴田です。

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恐る恐る壇上に登っていく。 そこで待ち構えているのは、会長、陽斗くん、西京さんの3人。 会長は不敵に笑い、陽斗くんと西京さんに優しく見詰められながら、 僕は差し出されたマイクを取りました。 そして、全校生徒の前で緊張のかお持ちで口を開いた。 真白「ぇ…と……柴田真白と申します。ん……好きなっ…食べ物は…卵で…」 うぅ……なに話せばいいか分からないですぅ… 真白「しゅ…趣味は………読書でしてっ…えと…あと………」 陽斗「まっ…真白くん!そこまででいいよっ!」 陽斗くんが見かねて慌てて話し掛けてきました… ほっ…とした。 その時、 「「「「「キャアアアアアアアアアア」」」」 真白の自己紹介が終わったと解釈した生徒たちが、一斉に黄色い声を出す。 耳がっ……キーンとイタイタですぅ… ついつい真白は表情を歪める。 しかし、陽斗はそんな真白の耳元で、ぼそりと呟いた。 陽斗「みーんな、真白くんを歓迎してるんだよ。」 その言葉に、きょとんとする。 歓迎されているのでしょうか…?
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