1422人が本棚に入れています
本棚に追加
/300ページ
まぁとにかく、
真白「咲真くん、早く見つけれると良いですね。」
捕まえられない事に安心してそう言うと、
藤咲「そうだね。どこに行ってしまってるんだろうね。僕は此処にいるのにね。」
ニッコリ困ったように笑う藤咲くんから、すこーし邪悪な気配を察知しました。
何故か…………藤咲くんの笑顔がどうしても怖いですうううう…
藤咲「真白くん?大丈夫?」
真白「ひゃ…ひゃいっ」
顔を覗きこまれて、また変な言葉でしゃべってしまいました。
なんなんでしょうかね。僕の滑舌故障しているのでしょうか。
自分の舌を丸めて、首を傾げてると藤咲くんは呆れた顔で見られてしまいました。
藤咲「厳ついタチにすぐに食べられちゃわない様に気を付けなよ?君、かなり鈍いし運動音痴なんだから。じゃ、僕はもう行くからね」
そう言って、周りの男の子達と一緒に藤咲くんは去っていきます。
それをぼけーっと見て、僕はまた首を傾げます。
厳つい太刀?え?そんなものがあるのでしょうか…?
というか………
運動音痴って言われました………
この言葉、僕の前では完全に禁句なんですからね!!!
ふー!!!!!(真白が勝手につくった威嚇の音です)
最初のコメントを投稿しよう!